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【家計簿不要!】30代前半で3000万円貯めた筆者が教える貯金のコツ(家計管理編)

悩んでいる人
貯金を始めるにはまず家計管理からだよね。

でも、家計管理って家計簿書かないといけないんだよね・・・

それって、ものすごく面倒くさい・・・

というような方に向けて貯金をしていくための家計管理についてお伝えしたいと思います。

 

こんにちは、りょーがです。

 

今回は社会人10年で3000万円以上貯金した筆者が、貯金するための家計管理のコツについてお話したいと思います。

わたしはなにを隠そう、ものすごい面倒くさがり屋です。

みかんの皮をむくのが面倒くさいから、みかんを食べないというくらいの面倒くさがり屋です。

そんなわたしがどのように面倒な家計管理を行っていき、貯金3000万円を達成したかをお伝えしたいと思います。

 

さて、皆さんは家計管理と聞いてどんなことを思い浮かべるでしょうか。

家計管理というと、毎日レシート集めて・・・家計簿つけて・・・っという考えるだけでも面倒なことを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

面倒くさがり屋のわたしにはこんなやり方はとてもではないですが実行できません。

できる方は本当にすごいと思いますし、尊敬します。

 

ではわたしは全く家計管理をしなかったかというとそんなことはありません。

そもそも家計を全く管理しないで思った額を貯金できる人がいたら、それはそれすごいと思います。

では、面倒くさがり屋のわたしはどのように、手間をかけずに家計を管理していったのか?

それをお伝えしたいと思います。

 

わたしが行った手間をかけない家計管理のコツは以下です。

  1. 収入と支出を管理する銀行の通帳を1つにする(銀行はネットバンクがおすすめ)
  2. 項目ごとに予算をつける(特に支出の大きいもの)
  3. 現金の引き出しは基本的に月1回にする
  4. 最低毎月1回通帳を確認する

それでは、ひとつひとつ解説していきます。

 

手間をかけない家計管理のコツ

① 収入と支出を管理する銀行の通帳を1つにする(銀行はネットバンクがおすすめ)

皆さん、貯金額はどのように決まるかわかるでしょうか?

 

以下の式で貯金額が決まります。

貯金額の式


収入額-支出額=貯金額

多くの方が、「なんだ、あたりまえじゃん」と思われるかと思います。

なぜこんな当たり前のことを書いたかというと、貯金は収入と支出を意識するところから始まるからです。

家計管理とは支出の部分を収入を意識して、コントロールするということだとわたしは思います。

その収入と支出を管理するための銀行の通帳を1つにすることで、銀行の通帳自体が非常に大雑把な家計簿になり、家計管理の強力な味方になるからです。

 

ネット等で調べると通帳は目的別に複数に分けたほうがよいという記事もあったりしますが、これはきちんと管理ができる方や、すでに毎月の支出を項目ごとにきちんとコントロールできている方にはよい方法かと思います。

ただ一方で、わたしのような超がつくほどの面倒くさがりの方や、そもそもまだ自分が月々何にいくら使っているのかよくわかっていないという方には合わないと方法だとも思います。

 

なぜなら、複数の口座に分けるということは、それぞれの口座に役割や目的をもたせることになり、複数の口座を管理する必要が出てくるからです。

そもそも面倒くさがりの方はやることが増えるというのが嫌だと思います。

また役割別に口座を管理するということはそれぞれの口座に適切にお金を配分していかなければならず、それは毎月おおよそでも項目ごとに使う額を把握できていなければ、実行ができません。

口座を分けるのは、それぞれの口座に分けた金額(予算)で生活するための強制力を持たせるという理由がありますが、そもそも月々何にいくらお金を使うのか把握していないのだから、予算を適切に分けることが困難です。

予算を立てることは以下にも書きますが、非常に大事だと思います。

ですが、最初から完璧な予算を決めるのはとても難しく、実際は生活をしていきながら、少しずつ予算を修正していくことになると思います。

こう考えると自動で目的別の口座にお金を振り分けるようにしたとしても、初めは毎月のように設定を修正していかなければならず、とても面倒であるため、通帳を一つにまとめたほうがよいとわたしは考えます。

 

一方で通帳を一つにまとめておけば、その通帳だけを管理すればよいので非常に楽です。

ただ一つの通帳を管理するというのでも、毎月記帳をしたり、今の通帳残高を知りたくなる度に銀行に行くのは面倒です。

その手間をできる限り減らすには、家で貯金状況を把握できるネットバンクがおすすめです。

 

ネットバンクは実店舗がないから不安だとか、大きい銀行ではないから不安だとという方でも、

大手の銀行でもスマートフォンで残高を確認できるアプリがあったり、PCから確認できるので、このようなサービスと活用しないのは時間と労力がもったいないです。

また最近では大手の銀行がネットバンクのサービスを使わないと手数料を取ると表明し始めていることからも、パソコンやスマートフォンといった情報端末で貯金が把握できるようにするのがよいと思います。

送金とかも家からできるので手間がかからず非常に便利です。

 

ここまでで、通帳を一つにまとめるメリットを紹介してきましたが、一つにまとめる欠点がないわけではありません。

その欠点とは、通帳に溜まっている分だけお金が使えてしまうことです。

そこで、次に紹介する予算を決めることと、現金の引き落としを月1回にするということが大事になってきます。

 

② 項目ごとに予算をつける(特に支出の大きいもの)

貯金をするにあたっては予算をつけようということはよく言われると思います。

でも予算を作るには、そもそも毎月何にいくら使っているかを把握している必要があり、把握するために家計簿をつけなければならなくて、でもそれがそもそも面倒くさくて・・・

と思っているような、わたしのような面倒くさがり屋の方がこの記事を読んでくださっていると思っています(失礼ですみません笑)。

そうです、われわれは家計簿をつけて、予算を考えるのがそもそも面倒なのです。

そこで、家計簿をつけるよりできるだけ楽に予算を考える方法を考えます。

 

とは言っても、何の手がかりもないところから、予算を考えるのは難しいと思うので、まずは目安となりそうなものを設定しましょう。

例えば、自分の月収だったら、家計のバランスがどのくらいが理想的なのかをインターネットで検索してみましょう。

検索をしてみると、以下の画像のような情報が見つかります。

出典:サンキュ!

このような情報を参考に、自分の月々使用していそうなお金と比較をしてみてください。

おそらく、みなさんもなんとなくはどのくらい使っているかはわかると思います。

もし全く検討がつかないのであれば、この予算をそのままで生活してみればよいと思います。

 

仮にこの画像の通りの家計であれば、毎月3万円は貯金ができ、さらにボーナスには手を出さないようにすれば、その分の貯金は上乗せできるので、毎年50万円くらいは貯金ができるかもしれません。

さらにこの画像より貯金ができるように予算配分をすることができれば、一種のゲームに勝ったかのように、自己肯定感も高まり、より貯金をするモチベーションが上がる方もいらっしゃると思います。

 

このような情報はあくまで目安であるので、もしおおよそでも月々に使っている額がわかるのであれば、項目ごとに自分の生活に合わせて、おおよそで良いので、予算を決めましょう。

特に食費のように毎日発生する費用は、月々の予算を決めたら、それを日割りして、一日の予算を計算しましょう。

この大まかでいいので予算の目安を作るというのが非常に大切です。

 

そもそも予算を全く作らず、意識をしていないと、毎日、自分が何にお金を使っているかわからず、いつの間にか通帳の中が空になっているということになりかねません。

おおよそでも予算を作ることで、自分が何にお金を使っているかを意識し始めるはずです。

 

また大まかでよいと言っているのは、はじめから完璧な予算を作る必要なんてなく、生活していく上で、決めた予算に無理があれば見直しを行っていけばよいからです。

最初から完璧な予算を組んでしまうと、それが達成できないと挫折感を味わってしまい、貯金や予算を修正していくのが嫌になってしまいます。

最初から大雑把に決めた予算であれば、挫折感もそれほどなく、はじめから修正する気で予算を考えていれば、修正も嫌にはならないと思います。

 

③ 現金の引き出しは基本的に月1回にする

現金の引き出しを月1回にするのは、必要になった分だけ、その都度に引き落としをしていると、自分が今月いくら使っているかがだんだんわからなくなってくる可能性が高いためです。

またはじめからそのつもりでいると、予算に対する意識が薄くなってきてしまいます。

 

まとまったお金を持っているのが怖いというかたもいらっしゃるかもしれませんが、お金を持ち歩かなくてもよいので、自分の家の引き出しにでも入れておいて、そこから少しずつ財布に移していくようにしましょう。

 

②で予算を決めると、現金が月々いくら必要になるかがわかります。

その分を一括で引き落とし、それで月々の生活を回すようにしていれば、引き出しと財布の残高を見れば、予定通りの生活ができているかがすぐにわかると思います。

 

また、最近は電子マネーやカードを使ったほうがポイントが溜まったりするので、現金より電子マネーやカードを使いたいという方もいらっしゃるかと思います。

しかし、電子マネーやカードは自分が今月いくら使っているかというのは、意識をきちんとしていないとわからなくなります。

ポイント等の事情で電子マネーやカードを使いたい方は家計簿アプリを上手く活用し、お金を使いすぎていないかを意識するようにしましょう。

 

④ 最低毎月1回通帳を確認する

毎月通帳を確認するのは、自分が決めた予算通り生活できているかを把握するために行います。

よく仕事で「PDCAサイクルを回そう」というようなことを言われている方もいらっしゃると思いますが、この作業はPDCAサイクルのC=Check、つまり確認の作業にあたります。
※PDCAサイクルとは、P=Plan(計画)、D=Do(実行)、C=Check(確認)、A=Action(改善)、という業務改善手法のことです。
確認をすることで、自分の立てた予算に無理がなかったかとか、今月は無駄にお金を使いすぎたとかの反省をすることができるようになり、来月からの行動の改善につなげていくことができます。

貯金は継続的に行っていく必要があるため、自分の貯金生活の『型』のようなものができるまでは、通帳を確認して、きちんと予算通り生活できているか、予定通り貯金ができているかを確認するようにし、少しずつ『型』を作っていく必要があります。

予定通り、予算通りに生活ができていないのであれば、予算を見直すのか、または来月からは予算通り生活するよう意識するのかというようになにか行動につなげましょう。

行動をしないと貯金はできません。

 

まとめ

今回は貯金をするための家計管理をするコツついてお話しました。

もう一度手順をおさらいすると

  1. 収入と支出を管理する銀行の通帳を1つにする(銀行はネットバンクがおすすめ)
  2. 項目ごとに予算をつける(特に支出の大きいもの)
  3. 現金の引き出しは基本的に月1回にする
  4. 最低毎月1回通帳を確認する

です。

この情報が皆さんのなにか少しでもお役に立てれば嬉しいです!

 

今回は以上です。

最後まで見ていただきありがとうございます!

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